HOME > 知る > 夏にヒンヤリ…「怖い話」特集

夏にヒンヤリ…「怖い話」特集

夏まっさかりですね!
暑い日が続いてますが、ヒンヤリと「怖い話」で涼むなんて、いかがですか?
怪談作家・黒木あるじさんが実際に体験された怖い話を聞いてみました。

怪談作家のホントにあった不思議な話


―黒木先生が、最近実際に体験した怖い話を教えてください。

「この話を聞くと、きまって鼻血が出る」という怪談を、喫茶店で取材したことがあります。最初は「怪談を話している人間が鼻血を流すのだろう」と思っていたのですが、いざ話を聞こうとしたところ、コーヒーを持ってきたウェイトレスさんが突然鼻を押さえてうずくまってしまいました。
そう、鼻血を流すのは周囲にいる人間だったのです。
いま思いかえしても、あれはなんとも不思議な体験でした。

―その話は、これ以上聞いたら、マズイ気がしますね…
私も怖くなってきたので、話を変えて。
知人の方が、最近実際に体験された怪談話はありますか?

祖母が「その手のモノ」を見る性質の人間でした。時おり、「昨夜、○○さんが挨拶に来た」とおもむろに言うのです。すると必ず、その日のうちに祖母が口にした人の訃報が届くのです。
興味深いのは、父も母もそのことをあまり不思議には思っていないようで「ああ、そうか」と喪服や香典の支度をするのでした。普段はそう言った話をまるで信じない両親だったので、面白いものだなぁと印象に残っています。

―虫の知らせと言いますか、そういう体験って本当にあるんですね。
では、これまでご自身の恐怖体験の中で、最も恐ろしかった体験談は、
どんな出来事ですか?

デビューのきっかけになった、アパートが火事になった件でしょうか。
出火元は私の部屋。数日留守にしていたのにもかかわらず…です。ところが、焼け残った家財をさらっている最中、私は火元で見つけてしまったのです。
半分だけ焦げた、能面を。

数日前にリサイクルショップで見つけて、なんとなく買い求めたものでした。なぜ木製のお面が焼け残ったのか、そもそも留守の家からなぜ火が出たのか。すべては、今も謎のままなのです。

 

―木製の能面って…怖すぎますよ…
そんな黒木さんがオススメする怪談話の本を教えてください。

私の作品ですと、「怪談実話傑作選 弔(とむらい)」、7月に出たばかりの「無惨百物語 みちづれ」がおすすめです。
いずれも多数の怪談が収録されている、読み応えたっぷりの本です。また他の方では宮城県在住の怪談作家、小田イ輔さんを推薦します。東北ならではの土着的な話は、きっと気に入っていただけると思います。



―ぜひ、読ませていただきます。ありがとうございました!

夏の暑さも吹き飛ばす思わずゾクっとする怖い話をご紹介しましたが、いかがでしたか?みなさんも知らない間に恐怖体験してるかも…

(ビズプロ編集部)
 

取材協力

 怪談作家 黒木あるじ
























 

 

この記事のタグ