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【コラム】骨盤のゆがみと冷え性の関係性とは?(前編)

寒くなってくると気になる冷え性の辛さ…。
靴下やひざ掛けを使ってしのいでいるけど、全然効果がない!でも、いったいなぜこんなに手足が冷えるの?しかも女性に多いのはどうして?
その真相を確かめるために、株式会社健生さんにお話を聞きました。

骨盤のゆがみと冷え性の関係性


 
骨盤は体の土台です。
家も土台が傾いていると大変なことになりますが、体も一緒です。
土台である骨盤がゆがみ傾いていると、その上にある上半身はバランスの狂った状態をずっと強いられることになります。
それは背骨を通じて頭にも影響しますし、骨盤を支えている筋肉もゆがみに引っ張られて腰痛が起こりやすくなります。
さらに骨盤に付いている筋肉は、足や肩にまでつながっているので、膝の痛みや足の冷え・むくみ、肩コリなどを引き起こします。
また、骨盤は腸や生殖器などの内臓を囲っていますので、ゆがみによって内臓下垂が起こり下腹がポッコリ出てしまったり、便秘や生理不順などの機能障害にも関係します。
このように骨盤のゆがみは、体に様々な影響を与えてしまうのですが、こと「冷え症」に関しては、とても深く重要な関わりが考えられ、次の3つがポイントとなります。

骨盤は背骨を通じて頭と関わる

厳密に言うと、背骨の中を通る脊髄を通じて脳と関わる、と言った方が正しいでしょうか。骨盤のゆがみは、脳と脊髄を包んだ膜の中に流れる脳脊髄液の流れに、少なからず乱れを生じさせます。脳脊髄液は神経系の新陳代謝を担っており、その流れが悪くなると神経系の機能低下、とくにそれが自律神経系へ影響すると、体温調節機能にも狂いが生じ、冷え性につながってしまうかもしれません。

骨盤に付いている筋肉は多く、足や肩にまでつながるものもある

筋肉は人体の中でもっともたくさん熱を産生する場所です。骨盤に付いている筋肉が、ゆがみによってねじれたり引っ張られたりした状態だと、姿勢も崩れ、筋肉内の血液循環が悪くなり、熱の産生に影響が出てきてしまいます。

骨盤内には内臓が収まっている

骨盤内には腸や生殖器(子宮・卵巣)が収まっていますが、骨盤のゆがみにより、これらの臓器があるべき位置に保つことができず、重力に従い下垂してしまうことがあります。すると重みに圧迫されたこれらの臓器の血液循環が悪くなり、腹部から下肢にかけての直接的な冷えに関わってきます。


ここまで読みますと、骨盤のゆがみは怖い、悪いのはすべて骨盤のせい、と考えがちですが、実はそうではありません。
正直な話、骨盤は多かれ少なかれ、み~んなゆがんでいます。
まっすぐきれいに均等な人なんて滅多にいません。

体は常に良い状態を保つために、骨盤・背骨をフレキシブルにゆがめて、重力をはじめとした体にかかるストレスを分散させています。
つまり本来ゆがみは悪ではなく、とても大切なクッションの役割があるのです。そもそも骨盤は適度にゆがむように設計されているのです。
正常な骨盤は、疲労やストレスが加わると、あえてゆがみを作り出し、体への負荷を最小限に抑えてくれます。
そして一晩寝ることで骨盤のゆがみをリセットして元どおりになるようになっています。
ところがゆがみのレベルが限度を超えてしまったり、しっかりと疲労回復しゆがみをリセットするだけの睡眠がとれない日が続いたりすると、今度はそのゆがみパターンを体が覚えてしまい元に戻らなくなってしまいます。
こうなってしまってはじめて骨盤のゆがみと冷え性は関係性を帯びてくるのです。


骨盤のゆがみと冷えには密接な関係があったんですね。
次回は、「女性に冷え性が多い理由」を中心にご紹介します。
最近は、女性だけではなく冷え性に悩む男性が多いのだとか!
それはなぜなのでしょうか?後編へ続く…

 

取材協力

株式会社健生
宮町鍼灸整骨院 院長
鈴木 一誠(いっせい)さん
URL:http://www.kensei-group.jp/index.php
(店舗)
①宮町鍼灸整骨院
②やわらぎ整骨院・上杉
③やさしい整骨院
④北船岡整骨院・イオン船岡店
URL:http://www.kensei-group.jp/business/seikotsu.html

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