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【コラム】意外と知らない正しい手洗い・うがいの方法



風邪やインフルエンザの予防のためにも欠かさず行いたい手洗いやうがい。
だけどその手洗い・うがいのやり方、間違っていませんか?
知っているようで意外と知らない、手洗い・うがいの方法についてご紹介します。
 

風邪予防に手洗い・うがいが推奨される理由

風邪やインフルエンザの原因は細菌やウイルスです。これらが人の手やドアノブなどのものを通じて、あるいは、くしゃみのしぶきと一緒に私達の体に入りこみ増えることで感染症をおこします。発症すると、発熱、頭痛、鼻水、咳などの症状が出てきます。

細菌やウイルスはとても小さいので、感染を確実に防ぐ方法はありません。でも、「手をきれいに洗う」「マスクを正しく使う」「正しくうがいをする」の3つを組み合わせて行う事で、細菌やウイルスがうつっていくリスクを下げていくことができます。

「手洗い」は感染予防の基本です。石けんを使って、洗い残しをしないように丁寧に洗います。咳やくしゃみが出るときは「マスク」を付けて、周りの人に感染を広げないようにします。また、「マスク」をつけることで、他の人の咳やくしゃみを吸い込むことを防げます。外出から戻ったら「うがい」をして、口から喉に入り込もうとする細菌やウイルスを洗い流しましょう。


 
引用:「おかあさんの保健ノート 感染予防のお話し」
http://hoken-note.com/magazine/archives/2016/0820_094618.html
 

正しい「手洗い」の方法

指先から手首まで、まんべんなく洗うことが大切です。洗い忘れやすいところ、不十分になりがちなところは、特に念入りに洗います。大切なポイントは6つ。手のひら、手の甲、指先と爪の間、指の間、親指、手首です。洗い終わったら、水道でしっかりと洗い流します。タオルやペーパータオルを使ってしっかりと手の水気を拭き取ります。タオルは、洗いたてのきれいなものを使うようにしましょう。

東北大学病院 オリジナルてあらいうた「おててテトテト」を見ながら一緒に洗うことで、楽しみながら、洗い残しなくきれいに洗うことができます。
 

東北大学病院 オリジナルてあらいうた「おててテトテト」
https://www.youtube.com/watch?v=HHjVdjuEHjE

 

正しい「うがい」の方法

うがいをすることで、口の中の細菌やウイルスを飲み込むリスクを下げることができます。毎日のうがいは水で十分ですが、流行の時期や気になる症状があるときは、うがい薬も効果的です。
うがいは、3回行います。
まず、少しの水を口に含み、グチュグチュと強めに口の中をゆすぎ、はき出します。二口目は、上を向いてガラガラとうがいし、口の奥をゆすぎ、はき出します。3口目も同じように、上を向いてガラガラとうがいし、口の奥をゆすぎ、はき出します。

「グチュグチュ、ぺッ。ガラガラ、ぺッ。ガラガラ、ぺッ。」と覚えましょう。


感染症は、人や地域の壁を越えて拡がっていく病気です。そのため、感染症は誰もがかかる可能性があります。正しい感染予防の方法を知り、みんなで「うつらない」「うつさない」ことを心がけ、お互いに健康を守っていくようにしましょう。

 

著者

東北大学大学院医学系研究科 感染制御・検査診断学分野
吉田眞紀子先生・賀来満夫先生

ホームページ:http://www.tohoku-icnet.ac/

 
 

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