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仙台ならではの門松って!?

正月の縁起物の一つに「門松」がありますが、実は仙台独特のものがあるのをご存知でしたか?今回は仙台の伝統的な門松「仙台門松」についてご紹介します。

門松の意味、知っていましたか?


 
門松は、本来は年神様がやってくるときの依代(よりしろ)でした。そのためお供えとして食べ物を門松に置くところもあり、門松の根本の部分に寄せかけている割り木もお正月の神聖な火の燃料としてお供えする意味合いがあるそうです。
 

仙台の伝統的門松とは?

門松の形態は地域によって飾り付けなどに違いがありますが、仙台周辺でも特徴のある門松がかつては見られました。
   

▲仙台市歴史民俗資料館で復元展示されている仙台の門松

仙台周辺でみられる門松は、門柱(または栗の木を立てて門柱とする)に竹を添え、門柱の上に三蓋松(さんがいまつ)を立てます。

門柱の根元には薪を巻いて (これを鬼打木といいます)、門柱に竹を渡します。渡した竹に藁をなって作った献台(けんだい)を付け、炭や干し柿などのお供え物を和紙にくるんで紅白の水引で結わえ付けます。その下に幣束を束ねたものを下げます。

このような門松は江戸時代の後半の記録にもみられ、仙台城の門などにも飾られていたことが記されています。


門松は神様に自分の家を見つけてもらう目印。最近はあまり飾っているのを見なくなってしまいましたが、こういった日本古来の風習の意味や仙台で昔から伝わる門松を知り、しっかりと後世に伝えていきたいものですね。


【ビズプロ編集部】

 

取材協力

仙台市歴史民俗資料館 学芸員 畑井洋樹さん
住所:仙台市宮城野区五輪一丁目3-7(榴岡公園内)
TEL:022-295-3956
URL:http://www.city.sendai.jp/kyouiku/rekimin/

☆施設からのコメント☆
仙台市歴史民俗資料館では1/5(木)~31(火)の期間、季節展示「仙台の正月」を開催します。年越しのお膳、お正月のお膳、仙台でみられた門松飾りなどを展示します。ぜひご来館ください。

 
 

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