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【コラム】慌てないで! 幼児教育に悩むあなたへアドバイス


【※FQ JAPAN VOL.41(2016-17年冬号)より転載】

世の中には、子供の教育に関する様々な憶測や学説が飛び交っている。そのたびに親たちは情報に流され、慌てて、ジタバタする。そんなときは、一度立ち止まって、“教育の原点”について考えてみてほしい。子供が自ら育つ力を、信じてあげてほしい。これは、教育に悩めるパパ・ママに向けた、教育ジャーナリスト・おおたとしまさからの処方箋。
 

教育の成果の可視化は原理的に不可能

教育の効果を数値化・可視化して、「教育を科学する」のが流行のようだ。しかし、そもそも人間の価値はどうやったって数値化・可視化できない。その人間を育てる営みが教育である。つまり教育の価値や成果を数値化・可視化することは原理的に不可能である。そのことは忘れてはいけない。

教育によって得られる成果は人によって違う。ある人は勉強して身につけた知識と技能を利用して画期的な発明を成し遂げ、大金持ちになるかもしれない。ある人は勉強して身につけた教養とコミュニケーション能力でたくさんの仲間を作り、社会を変革するかもしれない。またある人は数学の世界にのめりこみ、食べることも忘れて数式の美しさに没頭するかもしれない。さらに、その成果は、教育を受けたその瞬間に表れる場合もあるし、数十年後に表れることもある。それこそ、人の数だけ、勉強の意味がある。

つまり、その子供が勉強して何を得るのかを、予言することはできない。要するに、勉強の価値は、やってみなければわからない。教育とは本来、「こうすればこうなる!」と効果をうたえない類のものなのだ。しかし実際は「こうしたらこうなる!」と効果をうたう教育系コンテンツや、「これからのグローバル社会を生き抜くために」という脅しの文脈で子をもつ親の心を捉えようとする、怪しい教育類似商法が氾濫している。教育にわかりやすい成果を求める風潮を利用したビジネスだ。


この続きは、「FQ JAPAN 男の育児online」でお楽しみください。
子育てにお悩みの方はぜひ読んでみてくださいね。
 

 

取材協力

FQ JAPAN 男の育児online

☆雑誌社からのコメント☆

雑誌『FQ JAPAN』2016年冬号[VOL.41]12/1発売(定価500円)
 
 

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