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【パパコラム第39話】ご褒美の功罪

パパの活躍は家族のカナメ-笑顔溢れるパパのススメ-
第39話は「ご褒美の功罪」。

「~したらご褒美」、自分にも子どもにも使っていませんか? 



子どもに宿題やお手伝いをしてもらう為に、ご褒美を準備したりする事はありませんか?以前の私はよくご褒美を準備していました。振り返って考えると安易だったと思います。子ども達の喜ぶ顔を見る事が出来るし、やる気アップに繋がると考えていたのですが、 これを続けているうちに宿題しなさいというと「ご褒美は?」、お手伝いをお願いすると「ご褒美は?」と、事あるごとに子どもから言われるようになりました。

そこで考え直し、一つの仮定を持ちました。「子どもの為と理由を付けながら、私が楽をする為にやっていなかったのではないか」ということです。子どもに何かをあげる事で喜ばれるのは楽な事ですが、真摯に向き合っていないように思いました。それは親が子どもに甘えているだけで、親の役割を果たしていません。


 
ご褒美は大人にも悪い影響を与える事があります。仕事で目標を達成したからご褒美とか、家事を頑張ったからご褒美と続けていると、いつでもどこでも、何もしていなくてもご褒美を出すようになり、結果として怠ける事を正当化するようになります。頑張るために一息つく為のものだったはずが、これでは全く意味が無くなってしまいます。これに気が付いてから、自分にも子ども達にも「ご褒美」という事をしなくなりました。

ただ、何も無くなってしまうと生活にハリが無くなってしまうので、スケジュールの中でご褒美相当の事を入れてみる事にしました。子ども達と家で過ごす時、例えば「15時からおやつを食べるので、それまでは宿題をする」とか、「アニメを見るのは13時から」としてみました。するとスケジュールが管理でき、やる事がハッキリするからか子ども達もテキパキするようになりました。頑張りが続くのはおおよそ45分位だと思っています。だから45分頑張ったら、15分軽い事をやるようにしています。

自分が楽をするものから、新しいカタチのご褒美となりました。子ども達も私も無理なく、楽しく継続中です。ご褒美は決め方です。上手に活用してみてください。

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著者

NPO法人ファザーリング・ジャパン東北
代表理事 工藤 賢司
2011年3月の東日本大震災をキッカケに地域貢献を決意して活動を開始。
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北の代表を努め「日本で一番、働きたくなる街、みやぎ」の創造を目指している。
現在は、
・イクメン、イキメン、イクボス講座
・働き方改革の指導
・家族間のコミュニケーションアップ
など講演を行っている。
Facebook: https://www.facebook.com/kudo.coach
ファザーリング・ジャパン東北:http://fjtohoku.jp/



 
 

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