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【パパコラム第41話】子どもにつけたいチカラ

パパの活躍は家族のカナメ-笑顔溢れるパパのススメ-
第41話は「子どもにつけたいチカラ」。

家庭で身につける子どもの「判断力」

3月11日に震災から6年を迎えました。この時期になると、当時の事を思い出します。客先にいた事、営業車のガソリンを満タンにした直後だった事、通りすがりにあった公衆電話で会社、実家、子ども達を預かってもらっているママの実家へ電話した事…たくさんの事を鮮明に思い出します。子ども達は忘れてしまったようですが、当時同じ幼稚園に通っていた2人はお互いに手を取り合って義母の迎えを待っていたそうです。翌日以降、幼稚園に行く事もなく、家で過ごしていた2人は仲良く明るく遊んでいたのが印象的でした。明るい子ども達の声が支えになっていたように思います。


 
今年、長女は小学校を卒業します。今、子ども達に身に着けてほしいのは『判断して決めるチカラ』です。いろいろな大人を見ていると、確認を取らないと始められない人、意見を言うけれど、どちらでもいいような事を言う人、賛成も反対も言わない人など、物事を決められない人が多くなっているように思います。

物事を決めるには相当のエネルギーが必要なので、知らず知らずのうちに決めない事を選択しているようにも見えます。それは悪いことではありませんが、自分で決めてやってみることは、自分の事を振り返り、経験から学ぶ事ができ、広い視野を持つ事が出来るようになります。『まずはやってみる』チカラが、震災のような突然の出来事にも対応出来るようになるものだと思います。


 
そんなチカラを付ける為に、我が家では子どもに時間を伝えるようにしています。朝は「起きなさい」とは言わず、声を掛ける時の時間だけ伝えます。最初のうちは長女がなかなか起きず、家事が進まずイライラした事もありましたが、長女に進まなかった分の家事をお願いするようになったらイライラする事も無くなりました。

長女も家事をやる事も含めて、朝起きる時間を調整しているようです。外出する予定の時は、家を出る時間だけを伝えて、それまでの時間は何をしても気にしないようにしています。間に合わない時は叱ります。叱られる事で、次にどうしたらいいか考えているようです。最近は子ども達からスケジュールを確認されるようになりました。自分で何をいつまでやるか考えるようになったようです。少しずつですが、考えてもらう事が普通になるようになれば、大人になった時に困らないものだと思います。

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著者

NPO法人ファザーリング・ジャパン東北
代表理事 工藤 賢司
2011年3月の東日本大震災をキッカケに地域貢献を決意して活動を開始。
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北の代表を努め「日本で一番、働きたくなる街、みやぎ」の創造を目指している。
現在は、
・イクメン、イキメン、イクボス講座
・働き方改革の指導
・家族間のコミュニケーションアップ
 など講演を行っている。
Facebook: https://www.facebook.com/kudo.coach
ファザーリング・ジャパン東北:http://fjtohoku.jp/

 
 

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