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【コラム】子供の絶対音感は一部の天才の能力ではなかった!


【※FQ JAPAN DIGEST VOL.38(2016年秋号)より転載】

FQ JAPAN編集部が子供の不思議に迫ります。今回のテーマは絶対音感!

そもそも絶対音感とは……?

「絶対音感とは、いきなり聞こえた音の高さが分かること。『これはドですよ』などと基準音を教えなくても高さを特定できる能力です」。そう話すのは、東京大学で音楽心理学や認知心理学の研究を重ねた後、一音会ミュージックスクールの代表として活躍している榊原彩子さん。

絶対音感は特別な才能ではなく、子供のうちに適切な訓練をすれば手に入る身近な能力なのだという。事実としてスクールでは、のべ1万人以上の生徒が身につけている。

6歳半が能力獲得のリミット

最初の音が「ド」と教えられたあと、それを基準に「レミファソ~」などのメロディを理解する能力を相対音感という。それに対して絶対音感の持ち主は、全ての音を一つひとつ覚えている。丸暗記ではないが、覚え方としては効率的ではない。

「直前に聞いた音との関係から、次の音を読んでいく、相対音感的なやり方が実は簡単なんです。人間は賢いので、簡単なやり方を一度身につけてしまうと、他のやり方ができなくなります」と榊原さん。つまり、知的発達が進むと絶対音感を獲得しにくくなるため、年齢的には6歳半までが目安なのだという。

我が子が絶対音感を得たら、音楽的な才能が開花するのでは……と期待も膨らむが、そんな単純な話ではないらしい…この続きは、「FQ JAPAN 男の育児online」でお楽しみください。
 

取材協力

FQ JAPAN 男の育児online

☆雑誌社からのコメント☆

雑誌『FQ JAPAN』2017年夏号[VOL.43]6/1発売(定価500円)


 

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