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【コラム】家庭で始めるアクティブ・ラーニングとは?


【※FQ JAPAN VOL.40(2016年秋号)より転載】

子供の畑にワクワクの種(知的感動体験)を植え、出てきた芽を見守って育てるのが親の役目!育てるうえでのキーワードになるのが「アクティブ・ラーニング」だ。さあ、どんな種を子供の畑に蒔こうか?

どんな芽が出るか植えてみないとわからない

「あなたはお子さんの将来に何を期待をしますか?」

これは探究学舎代表の宝槻さんが講演などで必ずパパママに問いかける質問だ。ほとんどの親から「自分の好きなことを見つけ、それが社会課題を解決する力になってほしい」という答えが返ってくるという。

「子供は、自分の好きなことに関しては、主体的に問題を発見して、答えを知りたい!もっとやりたい!という意欲を持ちます。これぞアクティブ・ラーニングの本質(以下AL)。脳は驚きと感動に満ち、心はワクワク。親はこのワクワク体験をいかにたくさん作ってあげられるか。それが子供の〞好き〞を見つける重要なカギです」(宝槻さん)

子供にワクワク体験をたくさんさせる秘訣はあるのだろうか。

「大昔の農業は、持っている種を全部、畑に植えて、サツマイモが生えてきたらそれを育てる。子育ても全く同じです。何がその子の畑で育つのかは種を植えてみないとわかりません。しかも、芽が出る場所は、たいてい学校の外。お芝居を見たり、公園でサッカーしたり、外に出てワクワク探しをするんです。ポケモンGOのようにね(笑)。プログラミング教育は、たくさんの種のうちのたったの1つでしかありません。たくさんの体験の点が結ばれるのが、スティーブ・ジョブズのいう〝コネクティング・ドッツの精神〞※1です」

では、家庭ではどのようにALをしたらいいのだろうか。

「子供が夢中になっている瞬間を見守るだけです。僕自身、大好きなダンボール工作を『ご飯よ』と何度も呼ばれながらもやらせてもらいました」。

子供の興味や関心を引き出したら、次のステップが「対話的な学び」だ。答えを用意して提案したり、考えを押しつけるのは厳禁。子供のやる気を奪うからだ。

「子供のワクワクに、〝すごいね!〞と共感したら、次に〝どうして?〞と質問します。ALの基本は、コーチングの手法でもある傾聴・質問・承認※2です。適切な質問で相手の〝発見〞と〝自覚〞を呼び起こし、『本当はこういうことをしたかった!』という気づきを促します。自分の意見を押しつけないAL的手法は、夫婦の会話でも使えますよ(笑)。『好きなことにチャレンジさせる』↓『見守る』↓『対話する』。以上!」


そもそも「アクティブ・ラーニング」とは?
この続きは、「FQ JAPAN 男の育児online」でお楽しみください。

取材協力

FQ JAPAN 男の育児online

☆雑誌社からのコメント☆

雑誌『FQ JAPAN』2017年夏号[VOL.43]6/1発売(定価500円)


 

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