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ジメジメ天気が続く宮城…今後はどうなる?

長雨により、夏らしさを感じられない天気が続いた8月。
今後の天気は一体どうなるの!?そんなギモンを「仙台放送みんなのニュース」のお天気コーナーを担当する平野気象予報士にお聞きしました!

8月の長雨、その原因とは?

―夏らしくないジメジメとした天気が続いた8月…その理由は一体なぜなのでしょうか?


 
平野気象予報士:一番の原因は、「オホーツク海高気圧」です。その名の通りオホーツク海に現れる高気圧で、冷たい空気を持っているのが特徴です。この高気圧が現れると、宮城県には「やませ」と呼ばれる冷たく湿った風が流れ込み、曇りや雨、そして気温の低い状態が続くという訳です。オホーツク海高気圧は、本来梅雨の時季に現れるものですが、今年は梅雨明け発表後に現れ、長く居座るような状態になりました。これによって、宮城県は日照不足と低温が続きました。また、暑さをもたらす太平洋高気圧の張り出しが弱く、本州付近が低気圧の通り道となっていた事も要因です。

 

気になる今後の天気は?

―このまま秋になってしまうのでしょうか…?今後の天気を教えてください!

平野気象予報士:気温30℃以上の真夏日が何日も続くような厳しい残暑は、今年は無さそうです。長期予報によれば、今後は秋雨前線などの影響を受けやすくなり、平年と比べると、曇りや雨の日がやや多くなる傾向が出ています。8月のように毎日曇りや雨という事はありませんが、すっきりと晴れる日は平年より少なく、少しムシムシ、ジメジメとした日が多くなるかもしれません。また、9月は台風の接近が多くなります。台風と秋雨前線が重なると大雨となるおそれもある為、台風の動向にも目が離せない時季と言えそうです。


―天気の変化はもちろん、台風にも注意が必要ですね。天気予報をこまめにチェックして、服装選びや体調管理に気を付けるようにしましょう。


【ビズプロ編集部】

 

取材協力



平野 貴久(ひらの たかひさ) 気象予報士
1980年6月17日生まれ。愛知県出身。
 「仙台放送みんなのニュース」(月~金18:14~)の天気コーナー担当。

☆コメント☆
天気マークには、一目見ただけではわからない情報がたくさん隠れています。同じ晴れでも、穏やかで暖かかったり、風が強かったり、さまざまです。宮城県に特化して、そうしたマークだけではわからない、細かな部分まで情報を伝えられるような天気予報を日々心がけています。
 
 

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