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【パパコラム第67話】ほんの少しの会話をつくる

パパの活躍は家族のカナメ-笑顔溢れるパパのススメ-
第67話は「ほんの少しの会話をつくる」。

「テレビの無い生活」から教えられた事

先週の火曜日、テレビが映らなくなりました。10年以上前に購入したテレビで調子もあまり良くなかったので、しょうがないと思っていました。新しいテレビの購入について家族で話し合った結果、購入をしばらく控えて、テレビの無い生活をしてみる事になりました。まぁ無くてもなんとかなるでしょうという事でした。
いざ始めてみると、良い事も不便な事もたくさんありました。

良かった点は、ダラダラとテレビを見る事が無くなったという事です。テレビを見なくなった時間を家事にあてたり、他の作業にあてたりするようになりました。子ども達も宿題や次の日の準備に早く取り組むようになっています。テレビの時間で動くのでは無く、自分の時間で動くようになりました。


 
不便な点は、必要な情報が入ってこない事です。朝に「今日の天気は?」「気温は?」と確認する事が増えました。特に時間は分かりにくくなり、普段どれだけテレビに表示される時間や、聞こえてくるテレビ番組の音で時間を確認しているかが分かりました。特に忙しい朝に時間が分からなくなるのは致命的で、みんな慌てて過ごすようになりました。ニュースなど時事に関する事も自然には入ってこないので、新聞やニュースサイトを通じて自分で見るように心がけています。

今回の事で、どれほどテレビに頼った生活をしていたかが良く分かりました。生活する上で多くの情報をテレビから得ていた事に正直、驚きました。ただ、多すぎる事も良く分かりました。私達の子どもの頃と比べると、情報が多すぎるのです。子ども達は情報過多の中で過ごしている事になります。情報が多ければ取捨選択をする必要がありますが、慣れないうちは全て取り入れる事になります。少し大人がコントロールしてあげないと子ども達は情報に頼るようになり、すぐにネット上へと答えを求めます。その結果、子ども達は情報ばかり求めるように育ってしまいます。パパとしては少し情報を減らす時間を作って、頼りすぎないで自分で考える時間を作るように変えてみませんか。


 
その為には子どもと話をする時間を作るのが良いと思います。耳から入る情報はパパの声、目から入る情報はパパの表情になり、相手が何を伝えたいのか考えるようになります。これは答えのある事ではないので、自分で考えるようになります。パパとの会話は子ども達の“人付き合いの基本”を作る事になります。1日数分でも落ち着いて子どもと話をしてみましょう。

【パパコラム第66話】はこちら
 

著者

NPO法人ファザーリング・ジャパン東北
事務局長 工藤 賢司

2011年3月の東日本大震災をキッカケに地域貢献を決意して活動を開始。
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北の代表を努め「日本で一番、働きたくなる街、みやぎ」の創造を目指している。
 現在は、
・イクメン、イキメン、イクボス講座
・働き方改革の指導
・家族間のコミュニケーションアップ
 など講演を行っている。
Facebook:https://facebook.com/kudo.coach
ファザーリング・ジャパン東北:http://fjtohoku.jp/


 
 

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