HOME > 知る > 靴のプロ・シューフィッターが伝授!「正しいブーツの選び方」【前編】

靴のプロ・シューフィッターが伝授!「正しいブーツの選び方」【前編】

秋冬に大活躍するブーツ。とは言え、様々な形や種類があり、お気に入りのものを選んだはいいものの履きづらかったり足が痛くなったり…皆さんはそんな経験ありませんか?
正しいブーツの選び方、そして気になるニオイや汚れなどのお手入れ方法を“靴のプロ”シューフィッターにお伺いしました。

シューフィッターとは?

 
Copyright©Office Toshikazu Watanabe LLC. All Rights Reserved.

一般社団法人 足と靴と健康協議会(FHA)が認定する、靴選びのスペシャリストの資格です。足と靴に関する基礎知識と靴合わせの技能を取得し、お客様一人一人に合った靴を提案します。
有資格者は靴メーカーの社員やオーナー、百貨店や専門店の靴コーナーの販売員の方がほとんど。中にはフリーで活動しているシューフィッターもごく少数いるそうです。

今回は仙台市でコンサルティング業を行う傍ら、足と靴の相談やカルチャーセンターでの普及活動、自治体での講演などを行うシューフィッター渡部俊和(わたなべ としかず)さんに、「靴選びの極意」(2017年9月4日掲載)に続き「正しいブーツの選び方」について教えていただきます!

 

正しいブーツの選び方

―ブーツはスニーカーに比べ形も特徴的ですが、その分選ぶのも難しいのでしょうか?

渡部さん:靴選びで重要となる「①サイズを測る」、「②用途、好みに合った靴を試す」、「③足型の調整」の3つのポイントは全ての靴に共通して言える事なのですが、短靴はくるぶしの下に靴の履き口があり、ブーツはくるぶしを上から覆うというデザイン上の違いがあります。
その為、ブーツのフィッティングは“くるぶしから上”のフィッティングがポイントになります。足型が合っていてもくるぶしに当たって不快だったり、ロングブーツだとふくらはぎが上手くフィットせず、動きにくいという経験をされた方もいらっしゃると思います。

ブーツは短靴に比べて足との接触面積が広い為、それだけフィッティングや調整も難しくなります。ここでは、いくつかにポイントを絞ってご説明していきます。

☆使用時間に合わせて選ぼう
一日中履いている短靴と違い、ブーツは用途によって使うタイミングが限定されてきます。ですので、実際に使う時間を想定して試し履きをしてみましょう。むくみやすい人や、一日の中で足の変形が大きい方は特に注意!くるぶしから上のフィッティングは、特に時間をかけないと分かりにくいものですから、短靴同様に、試し履きの出来る靴店で、実際に履いて歩いてみてください。

☆試し履きはマストです!
実際に動いてみて、フィット感や当たる所が無いか、ぶかぶかしていないかなどをチェックします。もし足型がぴったりであっても、内果(内くるぶし)、外果(外くるぶし)の感覚が合わない事がありますので注意してください。
ブーツは外果側がやや下に、内果側がやや上にふくらんだ形状になっていて、特に影響が大きいのは内果側です。この部分の形や高さがずれていると後で不快に感じる原因となります。フィッティングは、わずかであればインソールを薄いものに入れ替えるなどで調整が出来るかもしれません。合わない靴をお持ちの方はお店に相談してみると良いでしょう。


 

靴の種類に限らず、購入前に試し履きをきちんとする事が重要なのですね!
自分に合った一足を見つけたら、次に出てくるのは「お手入れ」についてのお悩み。大切なブーツを長く履く為にすべき事とは…!?続きは後編(11月27日(月)掲載)でご紹介します。お楽しみに!

【ビズプロ編集部】
 

取材協力

合同会社 渡部俊和事務所 代表
シューフィッティング・カウンセラー 渡部 俊和さん
TEL:070-6926-3626
URL:http://shoe.watanabetoshikazu.com/

☆コメント☆
足型計測、インソール調整、店内イベント、セミナーなど、個人・法人を問わず、ご依頼があれば随時行っています。ホームページよりお気軽にお問い合わせください。
 

この記事のタグ