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【パパコラム第103話】思春期は面倒かも、それでも丁寧に

パパの活躍は家族のカナメ-笑顔溢れるパパのススメ-
第103話は「思春期は面倒かも、それでも丁寧に」。

思春期の子どもへの接し方


 
最近、中学2年生の長女は自己主張が激しく、よく言い争いになる事があります。枕草子の解釈で「白くなりゆく山ぎは」は白くはならないと言い張る長女に、そういう情景が見えて、表現しても良いと話す私。私としては視点や考え方の一つとしてあっても良いという意味で話しているのですが、そこは納得いかずにそう見える事は無いと言い張ります。最初のうちは楽しく話をしているのですが、お互いに主張があるのでヒートアップしてきます。そのうち長女が怒り出すというのが最近のお決まりです。

他の事で言い争いを始めた時、長女に聞いてみました。「そういった考えや意見があるんだね。共感や納得は出来ないのか?」長女の答えは「理解は出来る。けど自分の意見と違う事は納得出来ないし、共感は出来ない。」との事。自分の事を良く分かっていると感心しましたが、これでは相手を撥ね退けてしまって、受け入れる事が出来ないと思いました。

私は、もっと気になった事を聞いてみました。「学校でも同じように話をしていて、クラスメイトと気まずくなっていないか?」どうやら図星だったようで、長女は何も言えなくなりました。家庭での会話は、学校でも出てくるものです。話し方一つで考え方も偏って、ストレスもたまりやすくなります。親としては気になりますが、夜も遅かったので、これ以上話をする事をやめました。


 
自分の事を振り返っても、思春期の頃は面倒だったと思います。面倒な時期だからこそ、丁寧に話を続けたいと思います。娘が話す事への理解を丁寧に表現して、自分の思いを伝え、意図と違って伝わっている時は素直に謝って、伝え直す。相手を否定している訳では無いという事が伝われば、後腐れなく終える事が出来ます。

長女とはいくら言い争っても、普通通りに話をしています。宿題で困った時は聞かれるし、夕飯の話やテレビの話もしています。面倒な事はあるけれど、そんな時だからこそ丁寧に話し、自分の思いを伝える事で、親子関係が安定します。パパとしても大変と思いますが、ちょっと気を遣ってみると良いと思います。
 

【パパコラム第102話はこちら】
 

著者

NPO法人ファザーリング・ジャパン東北
工藤 賢司

2011年3月の東日本大震災をキッカケに地域貢献を決意して活動を開始。
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北の代表を努め「日本で一番、働きたくなる街、みやぎ」の創造を目指している。
現在は、
・イクメン、イキメン、イクボス講座
・働き方改革の指導
・家族間のコミュニケーションアップ
 など講演を行っている。
Facebook:https://facebook.com/kudo.coach
ファザーリング・ジャパン東北:http://fjtohoku.jp/


 

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