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【子育てママ応援コラム第27話】人間は言葉で支配されている

パフォーマンス・エンハンスメントコーチ、林 健太郎氏による―子育てママ応援コラム―
第27話は「人間は言葉で支配されている」。

「出来ない」・「無理」と感じるのはどうして?

高跳びの選手との話で面白いなぁと思った事があります。

北信越大会で他の選手が全員脱落してしまい、優勝が決まってからは自分の限界への挑戦となる訳ですが、その日はベスト記録を大幅に上回る高さに挑戦し一回で成功したのだとか。選手は「なんか跳べる気がしたんですよ」と言っていました。ベストより10cmほど高かったようで、高跳びの選手からすると考えられないほどの記録更新との事。

一方で、3cm高くなっただけで「無理だろうな」という感覚が出てくるといいます。この感覚になった時に跳べた時はあるかと聞くと、「跳べた事が無い気がする」と話していました。何cmかは忘れましたが、その数字を認識した瞬間に「無理」・「難しい」と判断してしまい、失敗に終わったといいます。全然跳べていなかったのを覚えている、と言っていました。


 
3cm高くなる前は跳べたのに、高くなると前より全然跳べなくなる所が面白い。高さを見て「無理」と思っているのではなく、「◯◯cm」という数字を認識して「無理」と判断しているのです。

これは、相手のチーム名や選手の名前を聞いてビビってしまう、いわゆる「名前負け」というのと一緒で、やる前に自分でパフォーマンスを落としてしまっているのです。

結局、何が言いたいかというと「言葉」に支配されているという事。数字も言語な訳です。数字を認識していなければ、跳べるのだと思います。ゴルフもスコアを認識して、ラストホールはダボでも90を切れると思っていると、ティーショットでOBになったりするのも同じ現象です。


 

【子育てママ応援コラム第26話はこちら】
 

著者


 
林 健太郎
株式会社CROSSOVER 代表取締役
パフォーマンス・エンハンスメントコーチ(パフォーマンスを最大化する)

認知科学をベースとしたコーチングを展開し、
プロスポーツ選手や企業・学校・個人に対してマインド(脳と心)の使い方を教えている。

・思い通りの結果を出す脳の使い方
・成長を加速させる子供や部下との関わり方
・お客さんに「あなたから買いたい」と言わせる逆指名の営業術
・努力をせずに簡単に痩せられる脳の使い方
などの講座を行なっている。

Facebook:https://www.facebook.com/kentaro.hayashi.900
Instagram:coach.kentaro(林健太郎)



 
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