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【コラム】捻挫はクセになるってホント?

そもそも、「捻挫」ってどんなケガ?

捻挫とは、関節をひねり、骨と骨をつなぐ靭帯をいためてしまうことをいいます。ですので、手首、肘、肩、膝、足首などすべての関節に起こりえます。 ここでは最もよくみられる足首の捻挫について説明させていただきます。

ほとんどが足首を内側にひねり足首の外側を支えている靱帯をいためてしまいます。スポーツ時だけではなく、歩行時のつまずき・転倒など日常生活の中で発生することも少なくありません。一般的な症状としては患部が腫れ、歩くと痛みが生じます。また、外くるぶしの前や下を押さえると痛みがあります。軽傷であれば靱帯が伸びる程度ですが、重症になると靱帯が完全に切れて関節が不安定になってしまいます。
 

 
▲靭帯(オレンジで塗りつぶされている箇所)が傷ついてしまう事で捻挫は起こる
 

捻挫と骨折、見極めるポイントとは

捻挫だと思って来院されて、実は骨折していたということも少なくありません。腫れが強かったり地面に足をつけないほどの痛みであれば骨折の可能性もあります。そんな時は自己判断せずお近くの病院で診てもらいレントゲンを撮ってもらいましょう。

とくに、10才以下のお子さんの場合は靱帯そのものではなく骨の一部がはがれてしまう剥離骨折というかたちをとることが多くみられます。この場合は骨片が非常に小さいためレントゲンではわかりづらいのですが超音波検査をおこなうとよくわかります。

 

捻挫はクセになる?

捻挫が治る、つまり損傷してしまった靭帯が元の状態に戻るまでには軽傷でも2週間ほど、重傷なら6~8週間ほどかかります。完全に治っていない状態で負荷をかけてしまうと、靭帯が緩いままになってしまい再び捻挫を繰り返す原因になります。また、関節が不安定なまま捻挫を繰り返すと関節軟骨も損傷し将来的に足首の変形をきたしてしまう可能性があります。ですので、靱帯が安定するまではサポーターなどを使用して生活することをおすすめしております。

また、高めのヒールのあるパンプスを履くなど、少なからず靴の影響もあると思います。
不安な方は歩きやすい靴を選ぶようにしましょう。

 

捻挫を予防するためには

足首の場合、靭帯を直接鍛える事は出来ないので、足の外側にある「腓骨筋(ひこつきん)」という筋肉を鍛える運動が効果的です。お家で手軽に出来る運動の一つとして、ゴムチューブを使ったトレーニングがあります。

やり方はとっても簡単。ゴムチューブを使い、足首を左右に引っ張る動作を繰り返すだけ。

他にも、ゴム製のクッションに片足を乗せ、バランスを保ちながら鍛える方法もありますので是非試してみてください。
いずれも毎日出来る時に取り組んでみると良いでしょう。


 

 

万が一捻挫してしまったら…?

捻挫をしてしまったら、すぐに患部を冷やし、心臓より高く置きましょう。患部への血流の流れを少なくし、腫れを防ぐ事が出来ます。テーピングやサポーターで患部をしっかり固定し安静に。お風呂やアルコールは出来るだけ控えてください。

腫れがひどかったり足をついた時の痛みが強い場合は、放っておかず、早めにお近くの病院を受診しましょう。

 

取材協力

ほそごえ整形外科院長
細越 琢 先生
住所:黒川郡大和町吉岡まほろば1-7-9
TEL:022-725-4645

 

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