episode:車大好き少年が築いた“夢”

アドバンスオートモービル株式会社

「数を求めるよりも良い物を1つ1つ大切に。」大滝社長は、そう語る。
車が好きな少年が、高級中古輸入車専門店を立ち上げるまでのストーリーに迫る。

「車大好き少年」だったそうですが?

物心ついたときから車が大好きでした。家が農家だったので、父の後にくっついてトラックに乗り込んで、対向車とすれ違う度に「あの車何ていうの?」って聞いていましたね。車の名前も全部言えましたし、お年玉は全部車のプラモデルに当てていました。16歳でバイク、18歳で車の免許をすかさずとりました。高校生の頃は食品会社の工場でアルバイトをして貯めたお金でバイクを買ったりしていましたね。とにかく車が好きで好きで、早く社会に出て、給料をもらって、いい車を買いたいと思っていたんです。

独立したきっかけは?

1982年(昭和57年)、22歳の時にマツダモータース宮城(現東北マツダ)に入社しました。その後会社がマツダオート宮城と合併することになり中古車専門店に転職、仕入れを担当していました。毎日遅い時間まで仕事で、疲れてしまったんです。それで、1990年(平成2年)の2月に細々と食べていける位ならと小さな事務所に5~6台の車を並べ、独立しました。最初は買い入れた車をオークションに出品していく形でやっていました。そうやっている内に、知り合った埼玉の販売会社の外車を販売代行していく中で、さらなる展開を目指し仙台港の近くに展示場をオープンさせたりと、少しずつ現在の中古輸入車専門店としての形を築いていきました。

当初から高級車をコンセプトにしていたのですか?

もちろん国産車も販売していますが、高級車がコンセプトとなったのは、独立して10年経った頃からですね。扱う車がだんだん高額なものが入ってくるようになったんです。価格が高い車になるとやはりハードルが高くなり、お客様がなかなか入りづらいというのもありますので、ある程度顧客が出来てからでした。1994年にJC(青年会議所)に入会してたくさんの人に出会った事がきっかけで、多くの人に幅広い車を買っていただけるようになりました。その時に知り合った仲間は、今でも遊び仲間ですね。会社を経営していたりすると、なかなか友達って出来ないもので、JCの時に出来た仲間は、仕事仲間でもあり、遊び仲間です。

今後の目標は?

この先、人口の減少は目に見えていますし、若者の車離れという問題もあります。当社のユーザー層は45~65歳の方が多いのですが、65歳の方が5年たったら70歳、そうするとだんだん車が必要なくなってきますよね。ここから先の10年を考えると、ユーザーがどんどん減っていくことは確かです。だからといって、若い人達を新規ユーザーとして確保する事もなかなか難しい事です。これから先は、その“少数派”をきっちり掴んでおけるような体制作りをしなければならないと思っています。数を求めるよりもまず良い物を1つ1つ大切に。経営にかかる経費を、他の取組で捻出できればと。中古車販売の他に、コインパーキング場の経営やラーメン店に土地を貸したりという事も行っています。新たな顧客づくりができればいいですが、なかなか今の風潮では難しい所があります。その辺がうまく出来れば一番いいんですけどね。

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